Choose LOHAS Australiaセラピスト勉強会は不定期です。月に2回程度行います。
Diplomaを卒業間近のRさんと6月から入ったばかりでCert4のOくん。
CLA留学生の間では、ちょっとやそっと上手くなったから、慣れたから、上の学位にいるから・・’’見下す’’という気持ちは生まれません。
なぜならいつも必死だからです。
お客様に’’手技が通じない’’、’’効いているようには感じない’’、’’湾曲症にはどう対応するのか’’などなど・・日頃の勉強の中で’’あぐらをかく’’余裕がないほど、楽しく、疑問点が湧いてきます。
さらにお互いの専門書やデータを交換したり、上の学位の子が教えたりする良い循環の環境です。
レベルの違う二人を一緒に勉強させるメリットはたくさん!!!
1)お互いの専門書やデータを交換。
2)上の学位の子は、Cert4の子に技術や知識を教えることでアウトプットが可能。言葉に出すことで気づきが生まれます。
3)Cert4の子は、Diplomaの子の技術を自分のものにしようとします。
4)謙虚さと熱意が伝染します
そして、僕からはアイデアやヒント、疑問の答え、手技を教えてもらえます。
上手くなるためには’’誰と勉強するか’’という要素は一番大切です。セラピストは技術職なのです。知っていてナンボ。できてナンボの世界です。
などなど・・・普通に留学をしていたら’’あったら良いな’’と思う’’伸びる環境’’を創っています。
勉強会ではまずテスト。
この日は人体解剖の動画も・・真剣に議論するRさんとOくん。
解剖学の本と本物は「異なります」
ご検体によって個人差があるレベルではなく、我々が勉強する解剖学と「人」の体の中は別物と考えられるくらい異なります。
勉強を始めた初期から本物で勉強することは大事です。
学校でクリニックをスタートさせたOくんは疑問だらけ・・そしてセラピストのスタンスの土台を決める初期だからこそ、正しいテクニックのやり方を教えます。これは典型的な悪いディープティッシュのやり方です。
細胞を傷つけないディープティッシュのやり方。上手くなるために時間をかける必要なないのです。上手い人から教えてもらうことが一番早い。
そして上手くなった先にあるのは、’’新たな課題’’という山がそびえています。
片方は悪いディープティッシュのやり方。片方は正しいディープティッシュのやり方。その違いは、受ける側も第三者も愕然とするくらい違いがわかります。
CLAセラピスト留学生勉強会ではたくさんの質問が持ち込まれます。
この日も二人からの質問で・・
O君の質問。
- wry nekeのマッサージ方法、又はacut painに対するアプローチの仕方。
- 片足を引き摺っているクライアントに、対する効果的なマッサージの流れ。
- 筋肉を緩める流れと仕組み。
- 筋膜リリースの基礎。
- 正しいデープティシューの仕方。
- 筋肉リリース、ロッキング、揺らぎ(シェイキング)、ペトリサージの正しい使用方法。
- ものすごい硬い筋肉(特にハムストリング、太もも、ふくらはぎ,QL)に対する効果的なリリースの仕方(特にお年寄りの方)。
- ローテーターカフ(指を余り痛めない),deltoid(アプローチが難しい),pec(特に女性),SCM,leveter scapula,scalene,sarratus anteriorの効果的なリリース方法
- ハンマーロックをして肘をposteriorに押すと肩関節に痛みが出る原因と対策。
- 親指の正しい使い方。
Rさんの質問
- マッサージ中の気の整え方(患者さんの)
- トリガーポイントの見つけ方と効果的な押し方
- トリガーポイントとプレッシャーポイント
- 施術中の立ち位置(セラピストの)
- パンパンの肩の緩め方
- 首のマッサージ
- ふくらはぎの緩め方
- 踵のズレの治し方
- お客さんにアドバイスするストレッチ(家でできる肩甲骨のストレッチ、お腹の筋肉、ITBエリア、ふくらはぎ)
- ITB、TFL 緩め方
- Final Assessmentのチェック
などなど・・・二人の力量を見ながら答えを一緒に探したり、教えたり・・3時間なんてあっという間でした。
上記の質問は下手をしたら、卒業まで・・いや・・永遠と引きずる質問になりかねません。
’’今’’解決したい疑問を解決できれば、すぐにまた新しい疑問と巡り会えます。
セラピストは巡り会い。その巡り会いが成長の糧になります
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